どうしてこういうことになるのよ!
私はいつの間にかセラヴィーに組み伏せられていた。
おまけに体は動かないし…まさか…
「あんた、さっきの紅茶の中になにか入れたでしょ!」
テーブルの上にはまだ片付けられていないティーカップが5つ。
私とセラヴィー、それにしいねちゃん、チャー子、犬の分。
今子供たちは外へ遊びに行ってる。
「まぁ、入れたのは事実ですけど…体が動かないのは薬のせいじゃありませんよ?」
セラヴィーはいつもとは違う笑みを浮かべて続ける。
「それぐらいの魔法も解けないのに僕を狙うなんて止めたほうがいいですよ」
「何よ!これぐらい!!」
と言ったはいいものの、全然解ける気配がない。
おまけに少しずつ力が抜けていくみたい…
「何の薬飲ませたのよ…」
覇気が無くなっていく。これじゃセラヴィーの思うツボだわ。
「直にわかりますよ…」
「ちょっ、待って!」
いきなり首筋を舐められた。
「やっ…!!」
自分でも変だと思うほど感じてしまい、つい声が出てしまった。
うそ、まさか…
「媚薬……?」
「どろしーちゃん大正解♪」
今度はいつもの無邪気な笑顔で笑う。いや、邪気はあるんだけど…。


「世界一の魔法使いは何でも出来るのね」
皮肉めいて言ったが効果はなさそうね。それにしてもよりによってこんな薬飲むなんて…油断してたわ。
「やぁっ!!」
服が少しずつ脱がされる。首筋を吸われてて抵抗できない。
「止めなさいよ!」
「どろしーちゃんが金髪に戻ってくれたら止めてあげますよ」
耳元で囁かないでよ。無駄に感じちゃう…
それに戻れるわけ無いじゃない!魔法が使えないのに!!
「んんっ!」
唇を奪われた。舌が入ってきて私のと絡まる。
室内に水音が響く。顔が熱い。こんな反応したら余計煽っちゃうじゃない!
「どろしーちゃん、顔赤いですよ?」
「普通なるのよ!」
あ〜もう、案の定喜んでるじゃない!
「じゃぁ、もっと赤くしてあげますよ…」
そう言うなりいつの間にかさらけ出されていた私の胸をぐにぐにと揉んでいく。
そんなに強くしないでよ、痛いってば…
「はぁ…はぁっ…はぁ…」
呼吸が激しくなっていく。肝心なところは触られていないのに。
「ここ、固くなってますね」
「あぁっ!」
親指と人差し指で摘まれる。伸ばされたり、捏ねられたりするたびに声が漏れてしまう。
もう、頭の中に抵抗、なんて意識は残っていなかった。
声を上げないようにするという意識は残っているけど、我慢できなかった。


「んふっ…んっ、ん…っ!」
今度は爪で弾かれて…やだ!体が熱い…!
「そんなに気持ちいいんですか…?」
「何言って、ちがっ、あぁっ!」
口の中に含まれて舌先で転がされる。
なんかいいようにされてる感じがして嫌になる。けれどこの快感には抗えなくて。
「んぁっ、やぁっ、あっ、もうやっ…」
「やだったらそんなに喘がないで下さいよ。煽ってるようにしか思えませんよ」
セラヴィーの手がお腹の下、ちょうど足の付け根あたりまでのびてくる。
私は自分の意志とは裏腹に足を広げてそれを受け入れてしまっていた。
下着の上からちょうど割れ目のところをなぞってくる。
「あっ…!」
「下着の上からでもわかりますよ」
くちゅっ、といやらしい音を立てて指が下着の中に入り、直に触れてくる。
もう我慢できない。さっきから限界なんだから…!
「あっ、あっ、あぁっ、んっ」
こんなに声を上げているのにも関わらずセラヴィーは周りをなぞるだけ。
腰を動かそうにも魔法で固定されていて動かない。
やだ、もっと、もっと…!


「すごいですねぇ。どんどん溢れてくる。まだ肝心なところ触ってもいないのに」
「っあぁ、もっと、もっとぉ…」
「もっと、なんですか?」
どうやらつい口走ってしまったらしい。
言えるわけ無いじゃない。言ったらそれこそ人生の汚点よ!
「あっ、あっ、あっ、あぁっ…」
「薬のやっと効いてきたようですね。どろしーちゃん、気持ちいいですか?」
「そんなっ…やっ!!」
ついに下着を脱がされてしまった。こうなることはわかっていたけど恥ずかしい。
「ここは金色のままなんですね」
「うるさいっ…」
いつもはちゃんと髪と同じ色にするけどそんな暇与えてくれなかったじゃない。
一段とくちゃくちゃと音が大きく響く。
「ふぁっ、あっ、あっ、ひぁっ」
なのに肝心なところは触ってくれない。体の内側が熱くて、どうにもできない。
この男だけには言いたくなかったけど……
「…って」
「なにか言いましたか?」
聞こえているくせに。
「もっと、さわって…!」
「素直でよろしい♪」


ずっと周りを嬲っていた指は一番感じるところに触れた。
「あぁっ!あっ、いいっ…!」
今まで与えられなかった快感に素直に体が反応した。
比べものにならないくらい良くって…!
「あっ、あっ、ゆ、ゆびっ、いれ…てぇ」
あまりの良さに呂律が回らない。
「こんなときまでどろしーちゃんはワガママなんですねぇ」
ここまでしたのはどこのどいつよ!心の中で悪態をついた。
「んんっ!あ、あぁっ!」
指が一本難なく入った。でも、まだ足りない…
「もっと、もっとっ…」
「どろしーちゃん、やらしいですよ」
「あぁ…っ!!」
指が二本、合計三本の指が私の中で別々に動き始める。
部屋中に響く私の声とアソコの音。にじんでよく見えないけど笑っているセラヴィーの顔。
いくら薬のせいだとしてもおかしいくらいに私はよがっていた。
「あっ、ふぅぁっ、あぅ、んっ…」
こわれちゃいそう。一番見せたくなかった自分の痴態をこの男に見られている…
「んっ、あっ、はぁっ、いぃっ」
指の動くスピードが上がる。私も昇りつめていく。
「んあっ、あっ、あんっ、ひぃあっ、い、いっちゃっ…」
「どうぞ、イっちゃってください」
親指でそんなとこ捏ねられたら…駄目っ……!
「い、イクっ、あぁーーーっ!!」
頭の中が白くなり一気に、果てた。



「はぁっ…、はぁ…、はぁ…」
まだセラヴィーの拘束は解けることがなかった。
体が熱い…
「そんなに声だしちゃ外に聞こえますよ」
こんなに声出させたのはどこの誰よ!
なんて言える気力なんて全然残ってないんだけど。
「…いい加減これ、解きなさいよ」
「まだ満足してないくせに」
「なっ…!」
セラヴィーの先端が私の濡れたトコロににゅるにゅると擦り付けてきた。
「あっ……あぁ…ん…」
体が素直に反応する。擦り付けてくるだけだから焦れったい。
また遊ばれてる。
「やっ…あぁ…」
「どろしーちゃん、自分から腰動いてますよ…」
「え……?」
いつの間にか拘束は解かれていたらしい。
「そんなに欲しいんですか?」
「んっ…あ、あぁっ…」
本当に意地悪。わかっているくせに。
「っあ…!ほ…し…!」
「何が…?」
目の前の快楽に溺れていく私を見て笑ってる。
こんな屈辱…初めてよ。

「セラ、ヴィ…の…ちょ…だい…!」
更に笑う予感がして、一瞬頭が真っ白になった。
「っ、あぁっ!!」
「すごい熱いですよ、どろしーちゃん…」
私は自分の腕をセラヴィーの背中に回した。
それを合図に強く揺さぶられる。
「あぁぁっ、あんっ!あっ…!」
瞼を閉じると火花が散った。強く突かれるたび、それは激しくなる。
耳元で荒い息遣いが聞こえる。この男でもこんな反応するのね。
「ひぁっ…いっ、いぃっ!」
さっきとは違う質量感。いっぱい入ってる感じ。
そのせいかやらしい音は大きくなっていた。
「っ…、いい加減…どろしーちゃんの正直な気持ち…聞かせてくれませんか…?」
私の喘ぎ声や荒い息遣いで途切れ途切れに聞こえた問い。
いい加減答えてあげようかしら。
私も、好きだということを。

「あんっ、あっ、あぁぁっ…、んっ…」
スピードが速くなる。どんどん昇っていく。
「んっ、あっ…イっちゃ…も、だめっ…!」
「はっ…いい、ですよ…イって…」
呼吸をする暇がないみたい。
背中に爪を食い込ませた。
「っあ…あっ、ああぁっー!!」
「っ……!」
どくどくと熱いものがいっぱい注がれる。
セラヴィーが離れていった。
「あとで答え、聞かせて下さいね…」



そのあと、私たちはいつものように子供たちと夕食を食べた。
まだ体から気怠さが抜けなかった。
セラヴィーは皿を洗っている。そんなの子供たちにさせたらいいのに。
そっと近づいて耳打ちをした。

「今度はちゃんと髪の毛の色戻すから今日みたいな真似はよしなさいよ」


〜完〜